
結論からいうと絶版車・旧車を手放すつもりなら、まずは試しにバイク王で無料の査定を受け、その上で旧車専門のショップで念のため査定を受けるのが正解。
以前はジャンルに特化した専門店に持込むのが鉄則でしたが、相場を知らずに持込むと思いのほか安くなることもあります。
できれば専門店に持込む前に幅広いジャンルの絶版車・旧車バイクを探しているバイク王で相場を調べてみるのが編集部のおすすめです。
絶版車・旧車バイクを売却するのにおすすめな4店舗

編集部のバイク仲間、ショップ店員、Twitter上のクチコミを吟味した結果、
- バイクブーン
- バイクカインド
- BANBAN
- バイク王
絶版車・旧車バイクの買取で評判がよかったのが上記の4店舗。さっそく各店舗の特徴や買取強化車種などをみていきましょう。
バイクブーン

バイクブーンの査定額はじっさいに高いのか!?
全国展開するバイク買取店舗の中でも断然に絶版車・旧車バイクに力を入れている1社といえば、そうバイクブーンに他なりません。
このように旧車専門の買取ページも用意されていますので力の入れ具合がわかるはず。
また絶版車・旧車バイクオーナーさんの中でも、愛車がカリッカリの旧車繪仕様という方もご安心ください。
3段シートや、BEETカスタム、ロケットカウル、風防など、カスタムしすぎて愛着が出すぎてしまった方、旧車の査定は気持ちと当社は考えています。
最近はジェットイノウエ製の5連ホーン率が非常に多いですが、当社では、むしろ超依怙贔屓(えこひいき)査定していますので、ご心配なさらず!!
とCBX、CBRやFX、バブといった定番車両以外をベースとしている車両でもしっかりカスタム内容を評価してもらえます。ちなみにバイクブーンでは写真査定という査定申込みもあり…
- マフラー側の全体車両写真
- メーター回り(電源ON)
- 車検証
※書類は~125ccなら「標識交付証明書」、126cc~250ccなら「軽自動車届出済証」、251cc~なら「自動車検査証」となります。
これらをメール(LINEでも可)することで査定や売却についての相談に乗ってもらえます。絶版車・旧車バイクオーナーさんの中でも旧車繪仕様の方だったら、まずは試しにバイクブーンで査定してみる価値はあるでしょう。
BANBAN

画像引用:旧車二輪専門店 BANABAN
旧車マニアによる旧車マニアのためのショップといえば、東京の西日暮里にある「旧車二輪専門店 BANBAN」という方も多いのでは?
BANBANには、絶版車・旧車バイクに特化した「車両館」の他にもしぼりハンドルやBEETの外装類なども充実した「パーツ館」、さらに希少な族ヘルなんかも取り扱う「アイテム館」とあらゆる角度から絶版車・旧車マニアをフォローしてくれるありがたいショップです。
そんなBANBANではもちろん、絶版車・旧車バイクの買取はいつでもウェルカムです。車両の状態が確認できる写真をメールで添付すれば、ざっくりとした査定額の相場を教えてもらえるため、遠方のオーナーさんでも気軽に依頼できますよ。
中でも以下の車種は買取強化としてさらなら高額査定が狙える模様です。
ホンダ | CBX400F、CBR400F、CB400T、CB400N、CB400F、 CB250T、CB250N、ホーク、ホークⅡ、ホークⅢ、 スーパーホーク、スーパーホークⅢ |
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スズキ | GS400、GSX400E、GSX400F、GSX400FSインパルス、 GSX250E、RG250E、ザリ、ゴキ |
カワサキ | Z400FX、Z400GP、GPZ400F、 Z250FT |
ヤマハ | XJ400、GX400、RZ350、GX250 |
バイクカインド

画像引用:バイクカインド
今回、本記事をまとめる際、各方面から「絶版車・旧車バイクの買取に強い」と評判が目立ったのがこちら、バイクカインドという買取店。もちろん「旧車買取」の専門ページも用意されており本気度の高さが伺えます。
公式ページにも
大手買取専門店より高く査定します!
旧車を取り扱っている専門店との提携を図ることにより国内バイクオークションへの出品を目的とした買取りではないので大手バイク買取専門店より高く買い取ることが可能となりました。
このようなバイクの部品は、メーカーも欠品となっていることが多いので、壊れていたり動かなくても買取りは可能です。バイクカインドの限界買取価格をご提示いたします!
とバイクブーンやバイク王の名前こそ伏せていますが、大手買取店には絶対に査定額で負けない宣言をしているのも魅力的ですね。
ただしバイクカインドには1つだけ注意点があります。それは日本全国すべてが対応エリアではない点。バイクカインドでは関東・関西のみに対応したショップで、詳細は以下のエリアとなります。
関東エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県(茨城県、群馬県、栃木県はバイクの状態によります。) |
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関西エリア | 大阪府、兵庫県、京都府(滋賀県、奈良県、和歌山県、三重県はバイクの状態によります。) |
またすべての絶版車・旧車バイクが買取対象ではありますが、中でも以下の車種は買取強化車種として高額査定してもらえました。
バイク王

画像:バイク王大宮店
「バイク王みたいな大手の査定スタッフでは絶版車・旧車の価値がわからないのでは?」
本記事をご覧の絶版車・旧車オーナーさんの中には、こうお考えの方もいるはず。しかしながら、じつはバイク王の買取スタッフには現役の絶版車・旧車乗りの方も多く、旧車の知識が豊富かつ絶版車・旧車の買取経験が豊富な人も沢山いるんです。
また最近のバイク王が絶版車・旧車の買取に注力していることを裏付ける大きな理由といえば、こちら。
そう。バイク王は自社で買取した絶版車・旧車バイクだけを集め「バイク王つくば絶版車館」という巨大なダイレクトショップを出店しました。
一度でも足を運んでみれば納得ですが、店内には尋常ではない数の絶版車・旧車バイクが所狭しと並んでいます。絶版車に特化した大型店舗を出店するほど絶版車・旧車の買取と販売に力を入れているため、他社より高額査定になる可能性は高いはずですよ。
絶版車・旧車バイク売却で高額査定をゲットする3つのコツ

最終的な査定額は本部が判断する

絶版車・旧車バイクと一括りにいってもメーカーや年式、車種によっても高額査定のポイントはバラバラですが、各年式、2スト、4スト関係なく以下の3つは共通したポイントです。
- パーツ類・関連アイテムも忘れずに査定へ
- できれば絶版車・旧車に特化した店舗に依頼
- 最低でも3社程度で査定を受け金額を比較
【高額査定のコツ①】パーツ類・関連アイテムも忘れずに査定へ
車両そのものが希少な絶版車・旧車ですが、じつはそれ以上に純正部品や当時物のカスタムパーツに価値があることも…。また旧車関連のアイテムならば、ヘルメットやスモールパーツ類もまとめて査定して買取ってもらえることもあります。
押し入れに眠ったお宝パーツやアイテムを総動員して査定に臨んでみましょう。
【高額査定のコツ②】できれば絶版車・旧車に特化した店舗に依頼
絶版車・旧車の中でも定番であるZ400FX・Z500FX・Z750FX・CBX400F・KH・CB400フォアなどであれば、基本どんな買取店舗でも高額査定が約束されています。
しかし、ややマイナー車両となると買取側の旧車に関する知識の差が大きく最終的な査定額につながるため、絶版車・旧車の買取実績の多い店舗や旧車専門のショップの方が安心できます。
もちろん本記事に掲載した店舗ならどこも絶版車・旧車の買取に強いのでご安心ください。
【高額査定のコツ③】最低でも3社程度で査定を受け金額を比較
いくら絶版車・旧車の買取に強い店舗だとしても、時期や在庫車両などの理由から査定額は上下します。また状態の悪い車両やマイナーすぎる旧車となると買取例が乏しく守りの査定額になることも。
なので大手をふくむ最低でも3店舗くらいでは無料査定を受けておくのがおすすめ。今ならメールやLINE経由で写真を送ればざっくりとした査定額を教えてもらえる店舗もあります。
またバイク王などの場合、「お試し無料査定」という査定申込み方法もあります。もちろん査定額によっては、」すぐに売却せずじっくり考えたい…という方も問題なくお試しで査定を受けれるので利用してみるのもアリです。
まとめ
以上、絶版車・旧車はどこに売ればいいの? という方にむけ、絶版車・旧車買取に強い店舗や高額査定のコツをまとめてみました。
空前のバイクブームとよばれる1970~1990年代のバイクはもっとも二輪車の盛り上がった時代でもあり、今では販売されないであろうユニークなバイクやまるでレース車両のようなバイクも沢山販売されていました。
今では希少な当時の車両は、長い目でみて価値が下がることはありませんが、保管状態が悪かったり保管場所によっては盗難のターゲットになるケースも少なくありません。
近い将来、思い切って絶版車・旧車を処分される方は、ぜひ本記事を参考に少しでも高額で買い取ってもらってくださいね!